白髪ぼかしハイライトという技術やワードが流行って2〜3年ほど。徐々に流行りも落ち着きだして、白髪ぼかしハイライトをしてもらったけど、自分には合わなかったという方も多いのではないでしょうか? そこで今回は白髪ぼかしハイライトをしない方がいい人の特徴を白髪専門美容師の経験から説明していきます。
白髪率80%以上の人

白髪が8割を超えている場合、もともと髪の色素が少ないため、そのままでも「白髪ぼかし」に近い自然な仕上がりを実現できます。無理にブリーチをしてハイライトを入れる必要がなく、逆に髪を傷めるリスクが高くなってしまうこともあります。
髪の状態への影響
特に白髪が多い方は髪が細く弱くなっているケースが多く、ブリーチによる負担で切れ毛やパサつきが目立ちやすくなります。その結果、スタイルの維持が難しくなることがあります。そのため、白髪率が高い方はハイライト以外の方法を検討した方が、髪を健康に保ちながら自然に白髪を活かせます。
髪が明るくなるのが嫌な人

白髪ぼかしハイライトは必ずブリーチを使用し、髪を一度明るくしてからカラーを重ねる技術です。そのため、どんなに自然に仕上げても髪全体が明るめのトーンになります。
好みとのギャップ
黒髪や落ち着いた暗めのトーンを好む方にとっては、仕上がりが理想と違ってしまうケースが多く、「思っていたより派手になった」と感じる方も少なくありません。また、暗めに染め直したとしても、時間が経つとブリーチ部分が明るく浮き出てくるため、長期的なスタイル維持の観点からも不向きな場合があります。
ハイライトのデザインを求めていない人

白髪ぼかしハイライトは、そもそも「ハイライトのデザイン」をベースにした技術です。目立たせるデザインもあれば、自然に馴染ませる方法もありますが、いずれにしても明るい部分と暗い部分を意図的に作り出すため、デザイン性が伴います。
デザインが浮き出るリスク
一見ナチュラルに仕上げても、色落ちしていく過程でハイライト部分が再び明るくなり、デザイン性が浮き出てしまうことは避けられません。そのため、シンプルなワントーンカラーや落ち着いた仕上がりを希望している方にはあまり向いていない技術といえるでしょう。
このように3つの特徴に当てはまる方は、白髪ぼかしハイライトよりも、全体染めや白髪を活かした別の方法を選んだ方が、自分のライフスタイルや好みに合った髪色を維持しやすくなります。
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