白髪ケア福岡のメニューにもある白髪ぼかしハイライトですが、巷では「あまり効果がなかった」「私には合わなかった」というお声が上がっているようです。
ハイライトはダメージリスクのある技術であり、髪色の印象も一気に変わる技術ですので、自分に合っているのか、必要か不要かを事前に把握しておきたいですよね?
そこで今回、ハイライトはどんな目的で使うのか、どんな人におすすめなのか、ハイライトのリスクと注意点、をお伝えしていきます。
ハイライトの目的
ハイライトの目的は、大きく以下の2つ。
濃く入っている色素を削る
ハイライトのデザインを楽しむ
この2つの両方またはどちらかに当てはまらない場合は、ハイライトは不要です。
ハイライトで濃く入っている色素を削る

濃い色の白髪染めを繰り返してきた方の場合、髪に色素が濃いまま残っています。これは、白髪「白」を焦茶色「黒寄り」にキープする目的の白髪染めの特徴です。
この濃い色素の髪と伸びた白髪の境目が目立つ。これが白髪が気になる原因なのです。
なので、髪に残り続けてしまう濃い白髪染めではなく、徐々に色が抜けていくおしゃれ染めで染めることで、伸びた時の目立ちを軽減させる。これが、【白髪ぼかし】の基本です。
濃く入っている色素は、通常カラーでは全く変化しないため、【白髪ぼかしカラー】へ移行するために【ハイライト】で色素を削る必要があるのです。
なので、濃い色素の髪が少なくなってくるとハイライトは不要になってきます。
ハイライトのデザインを楽しむ
ハイライトのデザインや色味がお好みの場合は、ハイライトをしなければそのデザインや色にならないためハイライトが必要です。
この場合、【白髪ぼかしカラー】というより、【デザインカラー】のという領域になります。
白髪ぼかしカラーへ移行が完了した後でも、デザインとしてハイライトを続ける方も多いです。
白髪ぼかしハイライトはこんな人におすすめ
前述の通り白髪ぼかしハイライトは、白髪ぼかしカラーへ移行するためのカラー方法です。
白髪ぼかしカラーへ移行する時にハイライトがおすすめな人は以下のような方
- 白髪率40%以上
- パーマや縮毛矯正などカラー以外の薬剤施術をしない方
白髪ぼかしカラーは、ある程度白髪の量がある方が好ましく、白髪の量が10%~30%ほどの場合は、白髪ぼかしというよりもデザインカラーの目的でハイライトをするイメージ。
パーマや縮毛矯正をしている髪とハイライトは非常に相性が悪く、ハイライトは避けた方が良いです。もしハイライトをするのであれば、パーマや縮毛矯正はハイライトをした髪が無くなったあとにすることにしましょう。白髪問題よりも致命的な【ダメージ】に悩まされることになってしまいます。
ハイライトのリスクと注意点
ハイライトのリスクと注意点は以下の二つ
ダメージ
日々のケア
ハイライトをする上では髪のダメージを考慮しながら、日々のケアも今まで以上に気をつけなければなりません。
ハイライトによるダメージ
ハイライトはブリーチという薬剤を使用します。
ブリーチというと以前はめちゃくちゃ髪が痛むというイメージでしたが、メーカーさんの開発技術によりかなり改善されました。
しかしながら、髪への負担が大きいということは変わらず、髪の体力を削ることには変わりはありません。
ブリーチは繰り返すほどにダメージ蓄積され髪の体力は削られ続けるので、髪の状態を見ながらハイライトする必要があります。
ハイライト後の日々のケア
ハイライトをして体力が削られた髪は、外的ダメージを受けやすい状態になっています。
髪の扱いに気を配り、トリートメントなどで髪をケアすることで、髪の体力を温存することができます。
髪の体力は回復することができないので、どれだけ温存できるかが綺麗な状態をキープする鍵となります。
ハイライトが必要な場面は意外と限定的
白髪ぼかしハイライトについてご理解いただけましたでしょうか?
白髪ぼかしにおいてハイライトが必要な場面は意外と限定的で、そのほかはデザインとしてハイライトをする場合が多いです。
デザインとしてハイライトをしている場合、白髪ぼかしという効果は出にくく、ハイライトを繰り返すためにダメージも大きくなります。
この記事でなんとなく違いがわかっていただけると幸いです。
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