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ヘアオイルで髪が痛む?注意するべきヘアオイルの使い方

ヘアオイルをヘアケアやスタイリング剤として使用している方も多いのではないでしょうか?
ヘアオイルのイメージとして【艶がでる】【髪が保湿される】といったポジティブなものがある一方で、【ベタベタした髪に見える】【逆に乾燥するようになった】などのネガティブな意見も少なくありません。
今回は、ヘアオイルで髪が痛む原因とヘアオイルの正しい使い方について解説していきます。

ヘアオイルで髪が痛む原因

ヘアオイルで髪が痛む原因は、多くの場合、その使い方にあります。特に以下の3つは、髪を傷ませてしまう大きな要因となるので注意が必要です。

ちなみに、私はほとんどヘアオイルを使いません。その理由については後半で詳しくお話しします。

ヘアオイルをつけるタイミング

ヘアオイルをつけるタイミングを間違えると、せっかくのオイルが逆効果になることがあります。

ヘアアイロンの後につけるべし!

「オイルをつけてからアイロンを通すと、熱ダメージを防げる」と思っている方も多いですが、実はこれは逆効果です。
ヘアオイルは基本的に油なので、高温のヘアアイロンと組み合わせると髪が"揚がる"ような状態になり、ダメージが加速します。

正しい使い方は、アイロン後の仕上げとして使うこと。アイロンでセットした後に毛先中心に薄くなじませると、ツヤ感をプラスしつつ、ダメージを最小限に抑えられます。

また、髪を乾かす前にヘアオイルをつけるのも要注意です。

ヘアオイルを濡れた髪につけると、一見まとまりやすくなるように感じますが、デメリットもあります。

ポイント

  • 乾くスピードが遅くなる → オイルが髪をコーティングすることで、水分が蒸発しにくくなり、ドライヤーの時間が長くなってしまう。
  • 乾いたかどうか判断しづらくなる → オイルのツヤ感で乾いているように見えても、実際はまだ髪の内部に水分が残っていることがある。そのまま終えてしまうと、半乾きのままでダメージを受けやすくなる。

これらを防ぐためには、ヘアオイルはドライヤー後、完全に乾いてからつけるのがベストです。しっかり乾かした後に、毛先中心に少量なじませることで、適度なツヤとまとまりをプラスできます。

ヘアオイルを過度につける

「ツヤを出したいから」と、ヘアオイルを大量につけるのはNGです。

手のひらに薄く伸びるぐらい!

オイルをつけすぎると、髪がベタついてスタイリングが決まりにくくなるだけでなく、時間が経つとほこりや汚れが付着しやすくなります。さらに、髪の表面に油膜ができすぎることで、逆に水分が入りにくくなり、乾燥の原因にもなります。

適量の目安は、「手のひらに伸ばしてほんのりツヤが出る程度」。少量ずつ手に取り、よくなじませてから髪につけるのがポイントです。

ヘアオイルの落とし方

ヘアオイルを正しく使っていても、洗い流しが不十分だと髪の状態が悪化してしまいます。

しっかりと落とす方法!

オイルが髪に残りすぎると、毛穴詰まりやベタつきの原因になり、結果的に髪が扱いにくくなります。
ヘアオイルを使った日は、以下のポイントを意識してしっかり洗い流しましょう。

  1. シャンプー前にお湯でしっかりすすぐ
    予洗いを丁寧にすることで、オイルの大部分を落とせます。
  2. 泡立てたシャンプーで優しく洗う
    直にシャンプーをつけるのではなく、しっかり泡立ててから髪全体を包み込むように洗いましょう。
  3. 2度洗いでスッキリ
    一度のシャンプーで落ちにくい場合は、二度洗いがおすすめです。

裏技:シャンプー前にトリートメントをつける!

ヘアオイルがなかなか落ちないと感じる場合は、シャンプー前にトリートメントをつけて流す方法が効果的です。
トリートメントには乳化作用があり、オイルとなじむことで落ちやすくなります。

裏技:シャンプー前にトリートメントをつける!

やり方

  • ① 乾いた状態、または軽く濡らした髪にトリートメントをなじませる。
  • ② 2〜3分置いたあと、お湯でしっかりすすぐ。
  • ③ その後、通常通りシャンプーをして洗い流す。

この方法を取り入れることで、ベタつきを防ぎながら、オイルの良い部分だけを活かした美しい髪をキープできます。

ヘアオイルを使わない理由

ここまでヘアオイルの正しい使い方を解説しましたが、実は私はほとんど使いません。その理由は大きく2つあります。

単純に使いにくい

ヘアオイルは適量を見極めるのが難しく、少なすぎると効果を感じにくく、多すぎるとベタつきの原因になります。その点で言えば、定量で出せるポンプ式の製品が操作しやすいですね。
また、オイルの種類によって仕上がりが変わるため、髪質やスタイルに合わせた選び方も必要です。手軽に使えそうで、意外と扱いが難しいのがヘアオイルなのです。

スタイリング力が弱い

ヘアオイルはツヤ感や毛先のまとまりを出すのには向いていますが、セット力はほぼありません。
そのため、ヘアスタイルをしっかりキープしたい場合には不向きです。特にボリューム感や動きを出したいスタイルでは、ワックスやクリームの方が断然使いやすいです。


ヘアオイルは適切に使えばメリットも多いアイテムですが、間違った使い方をすると逆に髪を傷める原因になります。
「なんとなく良さそうだから」と使うのではなく、自分の髪質やスタイルに本当に必要なのかを見極めることが大切です。

あなたに合った正しいヘアケアを見つけて、健康的で美しい髪を目指しましょう!

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