日々多くの白髪にお悩みの方にご来店いただいておりますが、初来店時の髪の状態はみなさんバラバラです。その髪の状態によって状態を整えながら白髪ぼかしをしていくのですが、その中で最も状態を戻すのに時間かかるのが、濃い白髪染めと縮毛矯正を繰り返してきた髪の状態です。
今回は、白髪染めと縮毛矯正を繰り返した髪がなぜ危険なのか解説していきます。
濃い白髪染めを繰り返した髪の状態
濃い白髪染めを何度も繰り返した髪はパサつき、バサつき、バリバリといった状態になっていることが多いです。これは、髪を濃く染める白髪染め薬剤による薬品焼けによるダメージが原因です。
縮毛矯正を繰り返した髪の状態
縮毛矯正はくせ毛をストレートにしたり、ボリュームを抑えるためにされている方が多いのですが、縮毛矯正を繰り返すと髪の柔軟性が失われ固くなり、自然な髪の動きがなくなります。これは縮毛矯正の薬剤の過反応と高温のアイロンによる髪の凝固ダメージが原因です。
髪質に合わない薬剤施術は避けよう
濃い白髪染めと縮毛矯正は薬剤のパワーレベルが強い傾向にあります。そのため、併用している髪の状態はダメージレベルも高くなっていることが多い。これを回避するためには、薬剤のパワーコントロールが必須なため、髪の状態に合わせた施術をする技術力が必要です。
人それぞれ髪質は異なるため、薬剤に対する髪の耐久性が異なります。例えば、髪質が柔らかく細いような場合は縮毛矯正などのパワーレベルの高い施術は不向きなことが多い。もし、どうしてもその施術が必要な場合は、担当スタイリストとしっかりと打ち合わせを行いリスクや頻度などを確認して挑んでいきましょう。